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緊急事態宣言の解除はありましたが、まだまだ遠出の旅行が叶わない今。地元の老舗旅館でゆったりとした時間を過ごすのはいかがでしょう?本日は2012年に“国登録有形文化財”になった人吉旅館をご紹介します♪

~人吉旅館~

球磨川沿いに昔の佇まいを残しどっしりと建つ人吉旅館。創業者堀尾 芳喜氏が昭和七年に温泉を掘り当て、当時まだ珍しかった旅館を併設したのが始まりだそうです。昭和三〇年頃から戦後復興のなかで人々の暮らしは豊かになり“旅行ブーム”“レジャー・ブーム”が到来しました。現在も昭和9年創業時の雰囲気を残し、ノスタルジーな空間を感じさせる人吉旅館は、多くのお客様に愛されています。

~施設紹介~

大きな玄関から館内へ一歩踏み出すと、そこは一瞬でタイムスリップしたかのようなノスタルジックな空間が広がる。

フロントより先は、地域住民からご厚意で預かった昭和初期のブリキのおもちゃが所狭しと展示されていました!

  子どもは初めて見るおもちゃに惹きつけられ、大人は展示を見て懐かしむ。地域住民とのご縁によって、お客さまの心に残るおもてなしへと繋がっているところが何とも人吉らしい。雰囲気は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のよう。

客室紹介~ 室内設備:テレビ 冷蔵庫 お湯ポット 冷暖房 金庫(カギ方式) ヘアドライヤー 温水洗浄機付トイレ

全館、全室でWi-Fiを無料でご利用いただけます。また、ロビーにパソコンを設置しておりますので、インターネットをご利用の際は、ご自由にお使いください。

今では珍しい手作りの大正ガラスが並ぶ長い廊下を進むと、客室・温泉へと繋がっています。松皮菱の窓や、計算された中庭にもご注目!

宮大工によって建てられた人吉旅館は日本の伝統と「侘・寂(わび・さび)」を感じさせ、高い天井や違い棚がそのまま残ります。
一番歴史のあるお部屋は「扇」、「富士」。

ソファーに腰掛け、球磨川のせせらぎに耳を傾けると、現実世界から離れ心を休める事ができるそんな場所。早めにチェックインし、読書やお酒を楽しむ方も多いんだそう。球磨川の音が心地よすぎて、1日中ずーっと座っていたい。そんな感じです...。

人吉旅館には、京都西本願寺の門主が宿泊される為だけに作られた部屋があります。その当時はスタッフ(従業員)も入れないほど貴重なお部屋だったとか。とても広い部屋で、現在は家族やグループ旅行に利用されています。

ご予約先 http://www.hitoyoshiryokan.com/reserve/

~温泉紹介~

【これが噂のベンチ風呂】人吉旅館と言えばやっぱり温泉!全国でも珍しいベンチ風呂は度々TVで取り上げられています。浴槽の深さは80㎝。その為、木のベンチを設置し、ご高齢の方でも座って肩までじっくりお湯を楽しむことができるよう設計されていました。

  元は別々にあった浴場ですが、現在は壁を取り払い広々と使われています。※日中は男湯、夜に女湯と入れ替えされています。

ご宿泊のお客様は24時間いつでも自由にお入りいただけます。※日中は女湯、夜9時頃から男湯と入れ替え。

今回、女将のご厚意で貸切風呂に入らせていただきました。ヌルヌルでちょっと熱めのお湯が特徴。W美人の湯と呼ばれる泉質で、源泉かけ流しの化粧水に浸かっているような気分♪ナトリウム-炭酸水素塩で老廃物を流し、塩化物泉で肌をコーティングするので化粧水いらずのツルツル肌になるそうです。人吉旅館で貸切風呂を満喫し、心は旅行に来た気分。本当にリフレッシュされました。

【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え性、慢性消化器病、痔疾、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童

温泉について:http://www.hitoyoshiryokan.com/spa/

~お食事について~

地元、人吉球磨のこだわりの食材を使用したお料理は、どれも美しく自然の恵みをそのままにご提供されています。

女将が韓国ご出身ということもあり、コラーゲンたっぷりの参鶏湯和韓折衷料理を提供されているのもこの旅館の魅力の一つ。

お料理についての詳細は下記URLをクリックください。

http://www.hitoyoshiryokan.com/dish/

【堀尾女将より一言】
人吉は女将が着物を着てお客様をお出迎えする、“女将文化”を今でも大切にしています。日本の文化を引継ぎ、大切にすることで、本物の純和風旅館や懐かしさを感じて頂きたいと使命感を感じています。人吉旅館の建物は90年前の姿をそのままに、大事に手入れをしながら継いでいっています。球磨川のせせらぎしか聞こえない歴史ある客室で、椅子に座りじっくり癒されてみてください。非日常の時間がそこにあります。

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